田中 利宏

作品カテゴリ

参加年度

プロフィール

普段は福津市でwebサイト制作の会社をしています。 8年ほど前から保全活動に参加するようになり、そこでいろんなことを感じて森の美術館や森の芸術祭に取り組むようになりました。 また3年ほど前から冬に狩猟をやっています。 狩猟でとれた命はありがたく戴いておりますが、その経験を通じて感じるのは、今の世の中は人間だけの都合に合わせすぎてしまい、その結果、いろんな問題が人間だけでなく、地球全体に降りかかって来ているように思えてなりません。 今後はそのような問題にもおだやかに取り組んでいきたいと思っています。 HP : いとぐち

作品コンセプト

今回の会場となる松林はボランティアの保全活動により綺麗に保たれています。 この保全活動に参加しているのはほとんどが近隣の住民さんです。 その多くがお歳を召された人生の先輩方です。 そのボランティアの方々は自ら保全活動のスケジュールを調べて参加して下さっています。 保全活動の内容は落ち葉をかき集めて松林の外に搬出したり、心無い人が隠すように捨てたゴミを拾い集めたりと、そのような作業を誰からも賞賛されることなくただひたすら黙々とやって作業が終わると少しだけ談笑して何ごともなかったように解散します。 私からすると松林の妖精のように感じていて、カッコいい大人とはこんな人たちではないかと思うのです。 この松林の保全活動は今回の会場となる宮司浜だけでなく、津屋崎や福間、勝浦などおそらく全国で行わている取り組みだと思います。 こんな活動をしている人たちの存在をもう少しだけ、多くの人に知っていただきたく写真を展示します。