森の芸術祭が大切にしたいこと
環境保全
福津市は山と海に囲まれた自然豊かな街です。このイベントでは、環境問題・エコについて来ていただくお客様に考える機会を提供します。
松原
海沿いの街、福津市は、松林によって塩害や暴風から守られてきました。
そして地域のボランティア(現在の郷づくり推進協議会)により松林の保全活動が約20年前より続けられています。
しかし、近年はこれまで守り続けてきた郷づくりのボランティア会員も高齢化による後継者不足の問題を抱えています。そこで、森の芸術祭では当イベントを通じて松林の役目や必要性、保全活動の事を多くの方に知っていただき、保全活動への参加者が増えるように啓発・働きかけをしていきます。
海岸
福津市の海岸は、白い砂浜で数多くの貝や冬にはワカメやイカが漂着します。
また、マイクロプラスチックや国内外からの漂流物も多くあります。
森の芸術祭では、このイベントの中でエコについて考える機会を提示します。
芸術家の育成
アートには、多くの役割があります。
①社会の問題点(差別や環境問題など)を伝える。
②人の心を癒す効果や楽しい気持ちにさせてくれる。→娯楽やセラピー的な要素
アートを通して、物事を見つめることで、自身の物事への見方が変わり、視野を広げ、新たな発想を生み出すこととなります。
しかし、近年では芸術家の活躍の場も少なく、一般の方々がアートを見る機会や購入する機会がなかなかありません。
森の芸術祭では、芸術家に活躍の場を提供し、お客様との架け橋となる場になること。そして、多くの人がアート通し、自身の視野を広げる場となることを目的としています。