プロフィール
書道家・墨象家 鋤田香心(Koshin Sukita)
福岡県を拠点に活動。大学では禅の思想を研究し、「今ここ」に向き合う姿勢を深める。人と人との関係性や、限りある時間、死や別れによって生まれる「不在」をテーマに、墨の身体性と偶然性を通して現代における書の可能性を探究している。
2024年 個展「アオノセカイ」開催。「現美書院墨象展」現美書院賞受賞、2025年「SHODO NEW ERA」奨励賞受賞。2026年「小倉城 桜まつり」にて書道パフォーマンスを実施。福岡を中心に作品展示や書道パフォーマンス等を行う。
福岡県を拠点に活動。大学では禅の思想を研究し、「今ここ」に向き合う姿勢を深める。人と人との関係性や、限りある時間、死や別れによって生まれる「不在」をテーマに、墨の身体性と偶然性を通して現代における書の可能性を探究している。
2024年 個展「アオノセカイ」開催。「現美書院墨象展」現美書院賞受賞、2025年「SHODO NEW ERA」奨励賞受賞。2026年「小倉城 桜まつり」にて書道パフォーマンスを実施。福岡を中心に作品展示や書道パフォーマンス等を行う。
作品コンセプト
点と線、余白。にじみやかすれ、濃淡の重なり。
それらはすべて、同じものが二つと生まれない、一度きりの“今”の中で現れるものです。
作品と向き合うその時間もまた、二度と繰り返されることのない今。
ふとした日常の中で、忘れてしまいがちなこと。
大切な人がいること。
その人と過ごせる時間が、限られていること。
そしてそれは、自分自身も同じだということ。
だからこそ——
この一瞬を、ただ流れていく時間にしないために。
制御できない時間や変化を受け入れながら生きる人の姿を、墨象を通して描いています。
作品一覧
門
素材・技法:和紙、墨
サイズ:59.4× 84.1 ×2.5cm
制作年:2025年
《門》は、祖母の死を契機に、人間存在と血脈の連続性について考察した作品である。「門」という文字を幾重にも重ねて書くことで、祖母から母、母から私へと受け継がれてきた時間や記憶の層を可視化した。「門」は境界であると同時に、生と死、過去と未来、個人と歴史をつなぐ通路でもある。本作は、私自身の存在が祖母をはじめとする祖《門》は、祖母の死を契機に、人間存在と血脈の連続性について考察した作品である。「門」という文字を幾重にも重ねて書くことで、祖母から母、母から私へと受け継がれてきた時間や記憶の層を可視化した。「門」は境界であると同時に、生と死、過去と未来、個人と歴史をつなぐ通路でもある。本作は、私自身の存在が祖母をはじめとする祖先の連なりの中にあることを見つめ直し、人は何を受け継ぎ、何を未来へ渡していくのかを問いかけている。
サイズ:59.4× 84.1 ×2.5cm
制作年:2025年
《門》は、祖母の死を契機に、人間存在と血脈の連続性について考察した作品である。「門」という文字を幾重にも重ねて書くことで、祖母から母、母から私へと受け継がれてきた時間や記憶の層を可視化した。「門」は境界であると同時に、生と死、過去と未来、個人と歴史をつなぐ通路でもある。本作は、私自身の存在が祖母をはじめとする祖《門》は、祖母の死を契機に、人間存在と血脈の連続性について考察した作品である。「門」という文字を幾重にも重ねて書くことで、祖母から母、母から私へと受け継がれてきた時間や記憶の層を可視化した。「門」は境界であると同時に、生と死、過去と未来、個人と歴史をつなぐ通路でもある。本作は、私自身の存在が祖母をはじめとする祖先の連なりの中にあることを見つめ直し、人は何を受け継ぎ、何を未来へ渡していくのかを問いかけている。
不在
素材・技法:レザック紙、墨、ボンド墨
サイズ:80× 55 ×2.5cm
制作年:2026年
「人がいなくなった空間」をテーマに制作した作品である。
祖母が亡くなった後、誰も住まなくなった家を訪れた。建物も家具も変わらない。それでも、祖母がいないというだけで、その場所は以前とはまったく別の空間になっていた。
本作では、中央の余白を「誰もいなくなった場所」とし、その周囲の墨で、そこに流れていた時間や記憶、気配を表現した。書かれた形ではなく、書かれなかった空間を主体とすることで、不在によって変化する空間そのものを可視化している。
私は墨を通して、人がいなくなったことではなく、その不在によって静かに姿を変えてしまう世界について問い続けている。
サイズ:80× 55 ×2.5cm
制作年:2026年
「人がいなくなった空間」をテーマに制作した作品である。
祖母が亡くなった後、誰も住まなくなった家を訪れた。建物も家具も変わらない。それでも、祖母がいないというだけで、その場所は以前とはまったく別の空間になっていた。
本作では、中央の余白を「誰もいなくなった場所」とし、その周囲の墨で、そこに流れていた時間や記憶、気配を表現した。書かれた形ではなく、書かれなかった空間を主体とすることで、不在によって変化する空間そのものを可視化している。
私は墨を通して、人がいなくなったことではなく、その不在によって静かに姿を変えてしまう世界について問い続けている。
志
素材・技法:和紙、墨
サイズ:33.3cm × 24.2cm
制作年:2025年
福岡ゆかりの戦国武将・黒田官兵衛が抱き続けた「志」と「目標」、そして未来を切り拓く揺るぎない意志をテーマに制作しました。
墨の線や余白によって、未来へ向かって進み続ける強い意志を表現しています。
勢いよく伸びる線は、目標へ向かって踏み出す力と挑戦する心を。
墨のにじみや重なりは、迷いや葛藤を抱えながらも歩み続ける人の姿を。
広がる余白には、未来へ続く無限の可能性と、新たな道を切り拓く希望を込めました。
黒田官兵衛は、数々の困難を乗り越えながらも、自らの志を失うことなく未来を切り拓いた人物です。
この作品が、日々の暮らしの中で、自分自身の志や目標を思い出し、一歩を踏み出す勇気につながれば幸いです。
サイズ:33.3cm × 24.2cm
制作年:2025年
福岡ゆかりの戦国武将・黒田官兵衛が抱き続けた「志」と「目標」、そして未来を切り拓く揺るぎない意志をテーマに制作しました。
墨の線や余白によって、未来へ向かって進み続ける強い意志を表現しています。
勢いよく伸びる線は、目標へ向かって踏み出す力と挑戦する心を。
墨のにじみや重なりは、迷いや葛藤を抱えながらも歩み続ける人の姿を。
広がる余白には、未来へ続く無限の可能性と、新たな道を切り拓く希望を込めました。
黒田官兵衛は、数々の困難を乗り越えながらも、自らの志を失うことなく未来を切り拓いた人物です。
この作品が、日々の暮らしの中で、自分自身の志や目標を思い出し、一歩を踏み出す勇気につながれば幸いです。
香穂
サイズ:33.3cm × 24.2cm
制作年:2025年
本作品では、墨の線や余白によって、目には見えない「つながり」を表現しています。
編み目のように交差する線は、人と自然、人と人との結びつきを。
中央に広がる丸は、大地から生まれる豊かな実りを。
右へ伸びる力強い線は、食を通じて受け継がれていく文化や、人々の営みのエネルギーを表しています。
食卓に並ぶ一つひとつの恵みは、自然、人の手、地域の文化など、さまざまなつながりによって生まれています。
当たり前の日常の中にある大切なものを感じていただけるよう、願いを込めて制作しました。
制作年:2025年
本作品では、墨の線や余白によって、目には見えない「つながり」を表現しています。
編み目のように交差する線は、人と自然、人と人との結びつきを。
中央に広がる丸は、大地から生まれる豊かな実りを。
右へ伸びる力強い線は、食を通じて受け継がれていく文化や、人々の営みのエネルギーを表しています。
食卓に並ぶ一つひとつの恵みは、自然、人の手、地域の文化など、さまざまなつながりによって生まれています。
当たり前の日常の中にある大切なものを感じていただけるよう、願いを込めて制作しました。
Don't worry,Be happy
素材・技法:和紙、墨
サイズ:273mm×242mm
制作年:2024年
「大丈夫、なんとかなる」というシンプルで前向きな気持ちをテーマに制作しました。
日々の生活の中では、考えすぎてしまったり、
少し立ち止まってしまう瞬間もあります。
ふっと肩の力が抜けて、気持ちが軽くなるような言葉や空気感を
墨の線や点のにじみ、余白のバランスで軽やかさに表現しました。
深刻になりすぎなくても大丈夫。
少し笑って、また前に進めばいい。
日常の中でふと目にしたとき、気持ちをゆるめてくれるような存在になればと思い、制作した作品です。
サイズ:273mm×242mm
制作年:2024年
「大丈夫、なんとかなる」というシンプルで前向きな気持ちをテーマに制作しました。
日々の生活の中では、考えすぎてしまったり、
少し立ち止まってしまう瞬間もあります。
ふっと肩の力が抜けて、気持ちが軽くなるような言葉や空気感を
墨の線や点のにじみ、余白のバランスで軽やかさに表現しました。
深刻になりすぎなくても大丈夫。
少し笑って、また前に進めばいい。
日常の中でふと目にしたとき、気持ちをゆるめてくれるような存在になればと思い、制作した作品です。



